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海原雄山「カレーとはなにか?」に答える!それは我が家のめっちゃ辛いカレーだと

お題「我が家のカレー」

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カレーとは何か。

お題を利用して我が家のカレー紹介しましょう。と、その前に…
これを読む方に問わねばなるまい(雄山風に)w。
かつて海原雄山が問うている。

「カレーとは何か」。

雄山は、ある人気カレー店に出向き、その店の一番旨いカレーを求めます。
雄山はそれを食しながら、店主に問いただします。

「これは本物のカレーか?」と。
「カレーとは何か?」と。

毎度おなじみ、海原雄山VS山岡士郎(+店主)の対決の話しです。
このカレー対決で、雄山は何の変哲もないポークカレーで士郎との戦いに応戦します。
雄山のカレーを食した審査員たちは一様に雄山のカレーの香りの素晴らしさに驚愕します。雄山は肉に下味専用のスパイスをすり込み、それを蒸し上げた肉を使っていました。また、その肉に合うよう調合した専用のスパイスを使いカレーをつくり肉を煮込んでいました。
口に運ぶとカレーのスパイス。
肉を食べると肉の下味のスパイス。
更には隠し味にインド本場で使われるアムチュールという酸味の効いたマンゴーのスパイスも利用していました。

スパイス+スパイス+スパイスという「香りの多重構造」

士郎たちのチームは先攻で、具に炭火焼きの蟹を使い、これを飯の上に乗せ、隠し味に鰹節を使ったカレーを既に出していました。両者のカレーの試食が終わると、雄山は士郎たちの料理を一喝し、カレーの真髄について問いただします。
「カレーの真髄とは何か?」
「材料に変わったものを使うことか?」
「肉の代りに蟹を使うことなのか?」と。
「そうではあるまい。カレーの真髄はスパイスだ、いかにスパイスと食材を取り合わせるか、それがカレーの真髄だ。味と香りを重層的に構築するのがカレーの真髄だ」と。

インド発祥の多種スパイスを用いた煮込み料理の総称

海原雄山からカレーについて四の五の言われっぱなしの士郎達でしたが、それはあくまで昭和の漫画に描かれた話です。2017年の現代社会に生きる我々は士郎達とは違います。

「カレーとは何か?」

まず、この問いに比較的多くの日本人が答えることができるでしょう。
カレーとは、インドおよびその周辺が発祥で、多種スパイスを使った煮込み料理の総称を元宗主国イギリスが英語で「Curry」と呼んだのが始まりであること。これをカタカナで日本風に発音したものがカレーであること。イギリスが植民地の料理をひと纏めにして英語でCurryと呼び、更にはカレー粉なるごちゃまぜスパイスを作り、それが世界に伝播していったのだと。
ここら辺の基礎知識はネットで調べずとも漠然と理解したり推察できる人は相当多いと思います。
英国が植民地のローカルフードを勝手に名前付けただけなのです。
だから本場インドにはカレーという個有の料理はありません。プラウンマサラ、サグチキン、キーママタールetc…があるだけ。イタリアにパスタという名の固有の料理はなく、カルボナーラとかペペロンチーノとかラザニアとかの名前があるのと同様です。

カレーとは我が家のカレー

インド→英国→日本という歴史の流れだけでなく、北海道開墾という時代背景と、そこで生産された野菜(玉ねぎ/人参/じゃがいも)を利用することで日本独自に進化していったものとだということも周知の事実です。海軍で具材が日持ちすることや曜日感覚を忘れないために取り入れ、これが海軍から陸軍へと広がり、兵士たちがそれぞれの家庭でカレーを作ったり家族に教えたため、全国に広まったことも、よく知られています。

インドを源流とする「スパイスを使った煮込み料理」の総称がカレー。
逆説的に言えばスパイス使って煮込むならなんでもカレーたりえるわけです。
赤・黄色・茶・黒・白・緑…。色なんて何色でもOKなのです。
スパイスを調合して作った「カレー粉」や「カレールー」を利用するのもカレーと呼んで差支えありません。

インド、ネパール、パキスタンスリランカインドネシアバングラディッシュ、タイ、フィリピン、ベトナムミャンマー、英国、欧州、日本、韓国、中国、アメリカ…。本場のインド料理がカレーなら、各国オリジナルだってカレーです。貴方の家のカレーも、我が家のカレーも全てカレーということなのです。

平成の世を生きる我々は、海原雄山に向かって堂々と答えます。
カレーとは何か?
それは我が家のめっちゃ辛いカレーだと。
駅の立ち食い蕎麦屋でさっき食った黄色い安いヤツだと。
昨晩かあちゃんが作ってくれたけど残ったので、今朝も無理やり食わされたものだと。
カレーがどんな料理かなんて百も承知だ、文句あるかこのヤローと。

基本スパイスはこれ!

そうは言っても基本となるスパイスがあるかとは思います。簡易的にまとめてみましょう。一般的には以下のものが使われると思います。整理するとこんな感じですかね。

色味:
 ターメリック
 サフラン
 パプリカ
香味:
 クミン◎
 コリアンダー
 グローブ
 カルダモン△
 月桂樹
 シナモン
 ナツメグ
 フェネグリーク
 (※ガラムマサラ)△
 (※オールスパイス)
辛味:
 カイエンペッパー(唐辛子・チリペッパー)◎
 黒こしょう・白こしょう


スパイスとしては「◎」のついたものがあればどうにかインド風カレーができます。△があればさらに由でしょう。好きなものを好きなだけ入れて作ればよいかと思います。好みの味をつくればOKなのですから。このほか仕上げとしてガラムマサラ振ったりする人が多いですよね(色々入ったカレーの源流的な総合スパイス)。色々入れるの面倒だからターメリック、カイエンペッパー、ガラムマサラで作ってしまうカレーだって有りだと思います。いずれにせよスパイスに、こんにく・しょうが・塩・バター・ヨーグルト・生クリーム等が一緒に混ざるなり下味や隠し味で使われるなりして、炒め焼かれ煮込まれてカレーになっていくのだと思います。

でもスパイス1つ1つ買ったり、量を調合するとかってなんとなく面倒くさい話ですよね。もっと手軽に作りたいですよね。だって簡単なヤツは具と水とカレーのルーで出来てしまうのですから。私もそう思います。だから一般家庭ではルーやフレークを使ったり、スパイスが既に調合されたカレー粉で作るわけです。

私も個別にスパイス混ぜてつくるカレーは面倒だと思う時があります。ですから楽したいときはカレー粉+アルファで簡単に作ったりします。キッチンにあるものを隠し味で追加して魔改造カレーを楽しむわけです。
私個人としてはアメリカのカリフォルニアロールやスパイシーツナなど魔改造寿司は決して寿司と認めません。だからインド人からしたら、我が家のカレーはきっとカレーでもインド料理でもないでしょう。でもやはりカレーなのですw。

 では衝撃の我が家のカレーを紹介します。

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我が家のカレーの具は鶏肉。
これが一番使用頻度が高いです。続いて豚肉かな。
牛肉はどうしてもビーフシチューにしてしまいますから出番なしです。
さて、ここでカレーについて1つお伝えすることがあります。
私は昔インドを約3か月、パキスタンを1カ月ほど旅して、それこそ毎日毎日・朝昼晩、さまざまな地方でカレーやビリヤニを食い倒してきました。
カレーが好きで国内でも機会があればインド料理店に足を向けます。
家でも月に3度はカレーを作ります。コンビニのカレーも、カレーパンも、蕎麦屋のカレー南蛮も、日清カップヌードルカレー味もよく食べます。そんな吉田栄作よろしく「無類の」カレー好きな私がまず最初に美味しいカレーの最大のポイントをお伝えしたいと思います。
我が家のカレーの特徴でもあります。

カレーの具は1種だけ


良い子の皆さんは復唱しまして覚えましょう。
せーの♪


カレーの具は1種だけ


はい良くできました。
具は肉だけしか入っていないカレー。
それが美味しいカレーであり、我が家のカレーなのです。
我が家では野菜まったく入れません。
ジャガイモとか絶対禁止ですw。
野菜ゴロゴロ派の皆様御免なさいまし。

隠し味等を除き肉とスパイス以外で鍋にインが許されるものは、汁のべースになる玉ねぎ炒め&トマト缶、にんにく、しょうが、赤唐辛子、オイルのみです。これらは具ではありませんのでカウントはしません。仕上がりの基本構成はカレーの汁と具(肉)1種のみです。カレーに野菜を色々と入れて作るのは我が家ではナシです。
味噌汁に野菜をごろごろとあれやこれや入れないのと一緒の感覚です。
スパイスを楽しむインド的なカレーに野菜をごろごろは向かないと考えるわけです。
(ただし日本式のルーを使った家庭カレーではにんじんゴロゴロ入れたりしますよ。あれはあれで美味しいw)

雛はいつか巣立つ 人もカレーも同じだ

私の母は昔ながらの家庭的なカレーを作っていて、それを食べて育ちました。
ルーで作る肉+野菜ゴロゴロの日本カレーです。でも中学に通い始める頃にはジャガイモは抜いてくれとリクエストするようになったり、ひき肉だけのカレーを作ってくれと言ったりするようになりました。
その頃になると料理の「味」への理解度が深まり、カレーの汁の濁り感や風味(辛味や香り等)が足りないことがわかってくるわけです。繁華街へ出かけて仲間とカレー屋へ出入りするようになると更に違いが分かってきます。人は成長と共に強い刺激を求めはじめます。そうなると母親のつくる凡庸なカレーを美味しく食べられなくなってきます。

母親カレーに野菜がゴロゴロするのは母の愛だと思います。
子供の健康を願う愛情です。体に良い「野菜」をたくさん食べてほしい。肉だけに偏らずバランスよい食事をさせたい。そんな思いが日本の母親カレーの結実だと思います。
これについては一切否定しません。
でも子供というのはいつしか母親の元を離れ自立していきます。
真のカレーを求める巡礼の旅に出るのです。
それが人生であり人の定めなのですw

単純ゆえに妥協できる隙がない、シンプルなカレーのススメ

で、話は戻りますが、カレーはシンプルに作るとスパイスの風味がはっきりとし香りも高まってきます。と同時に出来上がった料理の問題点がくっきりと浮かび上がったりもします。シンプルだからこそ誤魔化しがきかない。野菜から出る旨みで云々といった妥協する隙が一切ないわけです。
薄味で対極にあるような例えで変かもしれませんが「鱧の吸い物」という料理があります。そこには野菜がごろごろ入ってはいません。薄味の椀の中に鱧だけ。飾り(香り・見映え・色のアクセント)として三つ葉(or 木の芽)が浮く程度です。出汁も極めて繊細です。

興味のある方は、ぜひ具が1種類の肉だけのカレーを作ってみてください。
シンプルだからこそ見えてくるものがあるはずです。
野菜の具の足し算ではなく、スパイスの足し算。
インドでも美味しいカレーと不味いカレーがあります。
香りが立つものほど美味しかったです。
そして具材はシンプルで1つしか入っていないものが大半でした。
海原雄山の言うとおりカレーの真髄はスパイスです。
インドでも、あれこれ入ったカレーは不味く感じました。
一方で具が単品のカレーは何処で食べても美味しく感じました。

日本でもインド料理のレストランへ行くと下のように料理がサーブされませんか?
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シンプルな単品具材のカレーが2、3種類分かれて出てきます。
具材を沢山入れてひとまとめにするカレーはあまり見かけません。

私だってカレーを食べる時に野菜も一緒に食べたいです。
だから焼いたもの・炒めた物をトッピング式で乗せています。
これならスパイスも効いてるし野菜本来の味も楽しめます。
ちなみに野菜を楽しみたいカレーを作るときは肉を一切入れるな、と言えるのではないでしょうか。 

食材は以下のとおり。日本的な魔改造・辛いカレー

で、我が家のカレー。さっそく完成写真からどうぞ。 

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具は肉1種。これはチキンを煮込みました。
野菜をスキレットで無水調理して炒めた物をカレーの上にポン置きしただけです。
卵も別煮のトッピングです。
あくまでカレーとして煮込む具材は鶏もも肉の1種のみで作ってあります。
青菜は大根の葉っぱと茎です。捨てないで使いましょうw
赤唐辛子8本入った辛いカレーです。

鶏肉以外で使ったものは以下のものです。
まずはカレー粉。いろいろ使いましたが「インディアンカレー」、結構これが好きでイチオシです。国内で良く見かけるインド料理屋のカレーの香りが出ます。日本人好みのカレー風味が欲しい時にはSBの赤缶を少し使います。8対2ぐらいだとローラのようなハーフ美人なカレーが出来上がります。しかしこれ以上の比率はお勧めはしません。赤缶は塩と一緒にカレーチャーハン作ったりソーセージにかけて炒めたりカレーラーメン作ったりするのが本分かなと思います。

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野菜は玉ねぎ(大)が1個あればOKです。にんじんはトッピング扱いで後乗せです。

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玉ねぎは黒茶色になるまで30~40分炒める人がいますが不要です。炒めるほど甘さがでると思ったらら大間違い。10分炒めても30分いためても糖度は変わりません。ここでお勉強タイム。ポイント2つ目。

玉ねぎは長い時間炒めたからといって糖度は変わらないし上がらない。

もともと玉ねぎは糖分を持っていますが生だと辛み成分が勝ってしまい強く感じてしまう。だから熱を加えて辛味を消すわけです。その一方で玉ねぎ自体が糖分を追加で生み出すわけではありません。もとからあった甘みだけが残るだけなのです。透き通って色が多少ついてきたらOKです。真っ茶色のペーストになるまで炒めるより少し玉ねぎ感を残したほうがカレーには合うかなと思います。
※逆にミートソースづくりの場合はガッツリ茶色にしたほうがよいです。


私も多くの人と同じで、赤唐辛子・にんにく・しょうが、ヨーグルトなど使います。
ココアも入れたりしちゃいます。

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そしてバター、生クリーム、ローリエ
カレーのみならずシチュー系ではよく使う食材で欠かせません。
ナツメグは肉の下味によく使います。結構家庭にある確率が高いスパイスですよね。
ココナツミルクは250mlパックが売っていたりします。コンソメもスープにして使います。

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ココナツミルクが無い時は白だしの吸い物汁を代用。昭和派の人は隠し味にウスターソースもありかな、です。

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私の場合ココナツミルクは必須になっています。甘みと香りが出て「お店のヤツ」風なカレーになるから好きです。うちのカレーは赤唐辛子を沢山いれるのでその反動で甘い香りも出したいからです。トマト缶と水1カップぐらい入れるところを、水の代わりにココナツミルクを使います。無い時は白だしの吸い物を使います。以前白だしの吸い物が残っていたので入れたら美味しかったのでたまにやります。コンソメスープも必須になっています。やはり万能選手ですから。ウスターは最後の隠し味に使う場合があります。昭和な日本カレーならではの隠し味かなと思いますw。それからスパイスやカレー粉で作って忘れがちなのが「塩」。もし肉の下味で塩をしっかり振っているなら不要です。とにかく仕上げの確認で味見を忘れずに。
そして留めはコレです。

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ティースプーンで軽目を1さじ。バリッとした辛みが立ちます。お好みでどうぞ。
我が家では赤唐辛子8本ほど使ってカレーを作りますので十分辛いカレーにはなっていますが、これ追加するとさらにグッときます。

作り方は簡単。18~20cm片手鍋が1個あれば調理出来ます。

1) 肉の準備

鶏肉もも500gに塩と胡椒(ホールをガリガリ挽くヤツか粗挽きコショー)とカレー粉を振りかけて手でしっかりモミ込む。カレー粉はティースプーン軽く3杯ぐらいをサササとかける。インディアンカレー1:SB赤缶2が良い感じ。胡椒はガツンと多めが大人カレーです。ハンバーグを作る人ならナツメグありませんか。もしあればカレーに合うのでモミ込みするときに一緒に適量投入してみてください。スパイスをモミ込んだら5分ぐらい肉を寝かせなじませます。

その後ヨーグルトかけて軽くグチャ混ぜします。
ヨーグルトはレンゲで軽く2~3回すくってエイッとぶっかける感じです。肉にまんべんなくまぶしましょう。そして1時間半ほど寝かせます。肉は大き目のざく切りです。それからヨーグル肉は半日とか1日とか長い時間寝かせ過ぎないこと。柔らかくなりすぎでダメ。ちなみにパプリカとレモン汁を追加して焼けばチキンティッカです。

まとめ1
・鶏もも肉500グラム用意
・塩、コショウ、カレー粉、ナツメグをモミ込んで5分ほど寝かす
・ヨーグルト投入して1時間半寝かす。寝かし過ぎは良くない

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写真は塩・コショウ・ナツメグ・カレー粉とヨーグルトをまぶした鶏肉

 

2) 肉以外の具材を炒める

家に転がっている片手鍋にオリーブオイルをぐるぐるっと3巻き投入。
量は適当です。火力は弱中火キープ。
そこへ微塵切りしたニンニク1かけら、赤唐辛子12本の薄輪切り、しょうが(チューブで5~6センチ程度にゅ~っと) を投入。中に入っているタネも辛いですからもったいないので入れましょう。1分ぐらい軽く炒めたら玉ねぎみじん切り1個分を投入し、そのまま10分程度炒めます。

続いて「インディアンカレー」のカレー粉をレンゲで擦り切れ1杯程度をドバッと投入してさらに1分ぐらい香り出しで炒めます。他に追加したいスパイスがあればここら辺で一緒にどうぞ。

まとめ2
・鍋にオリーブオイル、にんにく、しょうが、赤唐辛子投入し軽く炒める。
・玉ねぎみじん切りを投入して、しんなり・透き通るまで10分炒める。
・カレー粉入れて炒め香り出しする。
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赤唐辛子を沢山いれましょう

 

3) 肉と汁投入で煮込み

香り出しが出来たら、漬けこみヨーグル肉を鍋にそのまま全部投入。
かるく炒めたらすぐにトマト缶1缶投入。
3/4ぐらいにするとトマトが少し控え目になりカレー味が引き立ちます。
ここら辺は好き好きですが、基本としては1缶。
同時にローリエを火で軽くあぶって折ってから3~4枚ほど投入。
さらにココナッミルク250mlパック、コンソメスープ150ml投入。
コンソメは顆粒の物を用意する良いです。コップのお湯にサササッと入れて箸でクルクルします。ティースプーン1杯ぐらいでしょうか。ココナッツミルクの代わりに白だしで作った素の吸い物200mlでもOK。

シャバシャバ状態から煮込み開始。
ある程度グツグツし始めたらトロ火にして25~30分ぐらい煮込み。
蓋はしても少し開けておき水分を飛ばして煮込んでいくようにする。

まとめ3
・漬けこみ肉投入。軽く炒めてトマト缶1個投入。
ココナツミルク250mlとコンソメスープ150mlも入れます。
ローリエ入れて煮込み開始。蓋を少しだけ空けて水分飛ばしていきます。

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ココナツミルク投入

 

4) 隠し味投入と塩味確認

20~30分ぐらい煮込んだら各種隠し味投入タイムです。

まとめ4
・ココアまたはコーヒーをティースプーンで2杯。
・甘みとしてはちみつ適量いれてもOK。ただしココナツミルク使う場合は不要。
・ここで味見をして「塩加減」をする。肉の下味の塩味が出ていればそのまま。
・足りなければ塩少々。
・整えたらさらにトロ火で25~30分煮込む。
 煮込み時間を調整し、お好みのシャバ感・ドロリ感を出していく。
 初日は少々シャバシャバ、翌日はドロリを楽しむのが2度おいしいパターン。

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最初は黄色だったカレーも表面に油が浮きトマトの赤みが出てきましたよ。

5) 最後の仕上げ (大人の辛口カレーとしてカイエンペッパーも)

そこそこ水分も減ってお気に入りのシャバ感・ドロリ感が出たところで、

まとめ5
・仕上げのバター40~50グラムを投下して溶かしこむ。
・クリームも好みで50~100mlぐらい投入。
・隠し味にウスターソース欲しい場合は中さじ2杯。
 カレーが上手に出来ていたら本来は不要です!
・カイエンペッパーをティースプーン軽く1杯追加するとホット割増です!
 お好みで調整してみてください。

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写真はバターとクリーム入れたところ。これでほぼ完成。

6) 米で喰らう。黄色い米で喰らう。

米を炊く。できればターメリック入れて炊きましょう。そこにトッピングの焼き野菜など乗せれば完成です。ライスは堅めに炊きます。うるち米でもよいのですがインディカ米だとかなりインドな気分になります。

盛り付けについて。
ウチではお米の上にカレーをドバドバかけないようにします。皿半分にライス、皿半分にカレーの住み分けスタイル。もしくは皿には米のみで別の器にカレー分離スタイル。あるいはカレーを最初に皿に万遍なく敷き、その上にお椀等で形を整えたライスを置く。
とにかく汁を米にかけてベチャベチャにしないのが我が家のスタイル。
皿に盛ったカレーに、さらに生クリームをかけると良い感じになります。 

我が家のカレー要約

インド→イギリス→日本という歴史と味の変遷を踏まえて楽しむマイカレー 

・インドのスパイスを多用したカレー粉を使う

・イギリスで人気のチキンティッカマサラ(バターチキンクリーム)的なものを意識

・日本独自の魔改造で、めっちゃ辛いカレーを楽しむ


赤唐辛子12本ばっちり入ってるのでバリ辛です。
仕上げのカイエンペッパーで更に辛さが立ちます。
ただしバターとクリームも仕上げに使うのでマイルドさも抜群。
ココナツミルクの香りと甘さがかすかに残ります。

具である鶏肉をしっかり楽しむカレーであり、印・英・日の三位一体的な辛口カレーです。調理方法は鍋煮込みを基本としますが、変形としてはすべてフライパンで行う方式もあります。唐辛子+にんにく+しょうが+玉ねぎをフライパンで炒めた後、ヨーグル肉をそのまま入れて炒め、チキンティッカを作る。そこへカレー粉やスパイスとトマトとココナツミルクとバターとクリームを少量・適量加えて行きフライパン1つで炒め煮込む。1人前とか少量作るの場合は鍋煮込みよりフライパン炒めスタイルの方が早い。

追記 炊飯器でつくる日本式の母親カレー!

色々書きましたが市販で大好きなカレールーもあります。
日本スタイルのオーソドックスな家庭カレーも楽しむ場合は、肉のほかに玉ねぎと人参を大きくカットして入れたゴロゴロのカレー作ります。

作り方は簡単ですよ。
肉と野菜をバサバサと切って電気炊飯器に入れて、水を適当に入れて標準の炊き方でスイッチオン。水の量なんて面倒だからいちいち計りませんw。具が隠れるぐらいの量を入れておけば問題ありません。

・準備はたった3分で完了。
・汚れるものは包丁とまな板のみ。

50分~60分後には炊飯完了→保温になります。蓋を空けて、水の量をみてから、カレールー入れて、再び蓋して保温のまま5分待ちます。5分後にはルーが溶けているので、あとはよくかき回して完成です。軽く圧力が掛かっているから肉も野菜もめっちゃ柔らかく仕上がります。鍋使うのがアホらしくなります。しかも鍋で作るよりワンランク上の感じになります。お米は手鍋で炊きましょう。そっちの方が美味しいですから。

一番のお気に入りは「横濱舶来亭BLACK辛口」です。
これで作っておけば間違いなしというカレーフレークです。
ハウスの激辛や夏季限定も好きです。

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ペリカン万年筆スーベレーンM800 緑縞 90年代モデル

お題「お気に入りの文房具」

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定番中の定番。これだけは手放せない唯一の文具

お気に入りの文具は「ペリカン スーベレーンM800 緑縞 M 中字」です。
20年以上愛用しています。パソコンやスマホタブレットのおかけで出番はめっきり減りました。それでもたまに目的もなく文字を書いたりします。

万年筆に詳しい方ならこのモデルの説明は不要ですね。
モンブランのマイシュターシュテックを越えて、今や万年筆の代名詞という存在。
万年筆と言ったらコレでしょという定番中の定番です。

1996年にアメ横の中にある舶来品取扱いのショップで購入しました。
ミーハーな私はモンブランのマイシュターシュテックを買うつもりだったのですが、当時勤めていた会社の支店長がこの万年筆の青縞を使っていて、試しに使わせてもらったところ大変書きやすかったのでこちらが第一候補になりました。

現地法人であるペリカン日本は上野・御徒町に事務所がありました。
私が働いていた会社の事務所も御徒町秋葉原の中間。購入するのもアメ横のショップだし、何かトラブルがあっても現地法人事務所まで歩いてすぐ行けるしと、そんな安心感も手伝ってこの緑のスーベレーンを買うことになりました。

 

対応の良い現地法人

購入してからは毎日スーツの内ポケットに刺さりガンガン使い倒しました。
しかし使い方が手荒いので、案の定ペリカン日本へ出向くことになりました。
本体首軸のプラスチック製ネジ部の破損修理や、キャップの口が緩くなって本体にピタリとかぶらなくなってしまったのを調節してもらいました。
ペリカン日本の事務所に持ち込むと不具合はあっという間に治してくれました。
痛んでダメになった交換パーツもビニール袋に入れて返してくれます。
親切に対応していただき、やはり輸入総代理元はいざという時に対応が全然違うなと思ったものです。

 

60年代には万年筆の生産中止→80年代に再開もマニア向け

私が購入した90年代中頃当時のペリカンと言ったらドイツの老舗とはいえ、文具好きや万年筆好きな人以外にはあまり知られていないブランドでした。一般の人々にとっては「何それ?どこの国のメーカー?」といった具合。トップブランドのモンブランに肩を並べるような知名度はありませんでしたし、それどころかパーカー、ウォーターマン、クロスといった米国勢、国産ブランド勢の後塵を拝していました。

そもそも万年筆自体が60年代~80年代にかけてボールペンにマーケットを奪われ、嗜好品のような位置づけになっていましたし、実はペリカン自身も1960年代~1980年代にかけて万年筆の製造を中止していたのです。長らく万年筆界から姿を消していたわけですから知名度もへったくれもありません。80年代に入ってようやく万年筆の生産を再開するわけですが、ドイツの老舗という肩書や、柔らかなペン先のタッチを好む人達に向けて限定生産品を販売するマニアックなブランド、というイメージが強かったです。1987年に入って初めて生産が開始されたスーベーレーンM800にしても、私が購入した当時はまだまだ歴史の浅い新参モデルの1つでしかありませんでした。

 

1997年、万年筆人気投票で一躍スターダムに

しかし1997年、ペリカンに大きな転機が訪れます。
ドイツの万年筆愛好家向け専門誌「スクリプタム」が企画して行なった人気投票でペリカンのスーべレーンM800・緑縞が堂々の第一位を獲得し「ペン・オブ・ザ・イヤー1997」の栄冠に輝いたのです。その圧倒的な支持と評価はあっという間に世界へ轟きました。

それ以降のペリカン知名度もどんどん上がり人気が沸騰、現在の不動の地位を確立しました。その後ペリカンは、芸術性の高い高額な限定生産品はもちろん、通称ペリスケというスケルトンタイプのデモンストレーターという商品が飛ぶように売れるトップブランドになり、いまでは万年筆といったらモンブランと共にペリカンの名前が代名詞として挙がるほどのメーカーになりました。

ドイツ「Scriptum」誌は高級時計専門雑誌で著名な「クロノス」の別冊・筆記具版として1996年から2000年まで毎年1回発行されていました。この雑誌が1997年に企画した人気コンテストで堂々の第1位となったのがスーベレーンM800緑。ドイツ老舗ペリカンの再評価・復活と人気沸騰は話題となりました。

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上の写真は私のM800です。
古いタイプの天冠は金色の金属に黒で大きな母ペリカンと小さな子供ペリカン2匹(母ペリカンのお腹の先にある黒い2つの点)が描かれています。双子天冠とも称されています。現在販売しているものとはこのキャップの「天冠」といわれる頭の部分が違います。ここ最近のものは下の写真のように金属のエッチングに変更されています。

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オールドスタイル(1987-1997)

既述のとおりM800は1987年に製造が開始されました。80年代後半に生産された最初期モデルはキャップリングに西ドイツ製である「W-GERMANY」の刻印があり尻軸の底部に金色の金属プレートが奢られていました。ニブは14金だったようです。90年代に入るとニブは18金へと変更され、刻印はドイツ統一後に「GERMANY」の刻印となりました。私の保有しているM800は東西統一後に作られたもので、まさにペン・オブ・ジ・イヤー1997を獲得したモデルとなります。真鍮メダルトップの双子天冠に18金ニブという組み合わせです。

下の写真をご覧いただくとM800の変遷が良くわかります。ドイツでは一番左と左から2つ目の1987年~1997年までの真鍮メダルトップをオールドスタイルとしているようです。1997年までのオールドスタイルは重量が28.7 g。1997年以降は重量がわずかに増えて29.3 gになっています。

https://www.pelikan-collectibles.de/de/Pelikan/Modelle/Souveraen-Serien/M800-Basis/Pelikan-M800-Logo-de.jpg

ペリカンのスーベレーンはタッチというか書き具合がとても柔らかく、ヌラヌラと気持ちよくペン先がよく走ります。私は中字のМを選択しましたが他社のBぐらいありそうな太さです。柔らかさと太目の文字がペリカンの万年筆の特徴だと思います。

近年はPCのキーボードをカチャカチャしたりスマホやタブを指でスルスルすることばかりで使用頻度は落ちていますが、それでもつい先日分解してクリーニングし、ぼちぼち可愛がっています。
ペリカンはニブを手でくるくると回して簡単に分解できるので、メンテナンス性に優れています。他人に万年筆を勧めする時はいつもペリカンのスーベレーンM800を推しています。私自身、数ある筆記具の中で一番好きな道具ですし、20年以上使っていて一向に飽きがきません。少々値段は張りますがモンブランほどではありません。文具屋から高級ブランドへの脱皮に必死なモンブランより遥かに好感が持てます。万年筆の購入を検討されている方はぜひご検討ください。
男性にはM800、女性には少し小さいサイズのM400がお勧めです。

Russell Hobbs (ラッセルホブス) のカフェケトルってどうよ?

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毎日使うキッチンアイテム

我が家のやかん、湯沸かし器を紹介します。
英国Russell Hobbs (ラッセルホブス) 社の電気カフェケトル、「Classic Cafe Kettle」です。

・中国製
・重量:720g
・容量:1リットル
・電源/消費電力:100V/1250W
・本体:ステンレス+樹脂製

品番7100JPというモデルになります。電気で熱するタイプのもので、カップ1杯を1分程で沸騰させることができます。2006年に購入しました。現在のところ壊れる素振りもなく、現役で日々忙しく活躍しています。当時はこの製品の販売開始(2005年)からさほど経っておらず、商品が徐々に知れ渡り始めたころだったと記憶しています。定価は10,000円税別。購入価格が商品9,340円+送料550円でしたから、ほとんど値引きはありませんでした。プラスチック樹脂製のティファールの製品の4倍は優にするプライスということもあり、購入を躊躇する人も多かったと思います。

以前はステンレスの笛吹きタイプの薬缶を使っていました。冬場はどうしても出しっぱなしとなるためコンロ上を占有してジャマ。湯が沸くのも遅しい、見た目も安っぽくていまひとつ冴えない (事実安かったw)。何より使いにくい。マイナスポイントばかりで正直イヤイヤ使っていました。そんな最中、実家で親が薬缶を捨ててティファール電気ケトルを買ったのです。あっというまにお湯が沸く。場所も取らない。しかも安い。目からウロコです。

「そりゃそうだ。21世紀にもなって火でお湯を沸かしてる場合じゃないだろう」

早速ネットで色々と調べました。その中で一番デザインが良かったのがこのラッセルホブス。お値段は高いけど、まぁいいか。見た目で選ぶという愚かさ全開っぷりでしたが、とにかくこの7100JPという電気ケトルが我が家にやってきました。

f:id:mini-mill:20170308230028j:plain2006年製。いわくつきの初代モデル7100JP。これが後に、いろいろと…。

 

見た目で選んだけど失敗しなかった珍しい例

デザイン重視の家電は、やれ美しさだ、やれ先進フォルムだと謳い、大切な機能や使い勝手は二の次で直ぐに壊れる、というのが世の相場。しかし人は、そういう物に限ってついつい手が出てしまうものです。このクラシック・カフェ・ケトルの場合も例外ではありません。私も既出のとおり外観のデザイン重視だけで選んでしまいました。「ピカピカしていてティファールと違って高級感がある。注ぎ口とか古い喫茶店に置いてある昔ながらのポットみたいなフォルムでお洒落。これならテーブル上に放置プレイしてもOKじゃん」と。

道具を機能でなくデザインで選ぶと通常は失敗を招くものですが、幸いなことにこのケトルに関してはそうはなりませんでした。注ぎ口が古臭いポット風。実はそこに失敗を回避する要因が隠されていました。古いモノというのは、得てして先人たちの知恵というエッセンスが集約されているものです。このカフェケトルの注ぎ口も例外ではありませんでした。
まず気に入ったのは、そのお湯の注ぎ易さ。
太くもなく細くもなく、とにかくターゲットに注ぎやすい。湯量が調節しやすい。傾ける角度と出るお湯の量と放物線が心地よくマッチします。ティーカップ、マグ、鍋釜、インスタントカップ麺まで、あらゆるものに対して適量を、あたりさわりなく注いでくれる。私はコーヒーをさほど飲まないのでハンドドリップは滅多にしないのですが、これならそこそこ細くすることも可能です。お湯をドリップポットに移さなくても簡易的なハンドドリップはできます。購入して初の第一投目から「オーッ、これはいいわぁ」と声が漏れました。懐古趣味のアールヌーボーな鶴首の勝利というわけです。

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注ぎ口は楕円の形が控え目な長さ。水切れが素晴らしい。

f:id:mini-mill:20170308233905j:plainドリップポットほど首は細くないがドリップポットのように湯を細く出せる。

点滴のように本格的にドリップする人はもっと細首の製品を購入するでしょう。しかしそれは特殊な専用器であってケトル/やかんではありません。人は普段、熱湯をクノールカップスープに注いだり、ぺヤングソースやきそばや、どん兵衛にも注ぐのです。またある時は餃子を焼くときに、鍋料理の差し湯にと注ぐのです。このケトルはそのすべてをそつなくこなしてくれます。

数奇の運命をたどる人気ケトル。一転、廃番へ。

ボタンひとつでお湯が沸き、沸いたら勝手にスイッチOFF。蓋の口が大きく洗浄の際も楽。18-8ステンレス製ボディは錆びることも変色することもありません。熱伝導の悪いステンレスは保温性に優れ温度が下がりにくい。ハンドル部は指ストッパー部がせり出して握りやすい。コードレスで持ち運びも自由。本体の底は熱くならないのでナベ敷も不要。カルキ除去機能搭載、空焚き防止機能も付いています。これで後は故障が起きず耐久性に問題がなければ100点満点です。

しかしそうは問屋が卸しませんでした。


販売が増えると同時にこの製品の不具合・トラブル報告がレビューに上がるようになりました。工業製品ですから不良品・イレギュラーの類はあるでしょう。そのため1年保証だって付いているわけです。ウチに来た個体だって元気に活躍してましたから、まあ問題はないだろうと高を括っていました。しかし数多くのユーザーからの報告の結果、2005年~2007年に製造された商品のうち欠陥がある個体の存在が判明しました。販売会社は保証期間延長と無償修理対応の案内を発表することになりました。以下は公式サイトに発表された文章。

カフェケトル7100JPの保証期間延長による無償修理対応のご案内

<2005年~2007年生産対象品>
平素はラッセルホブス製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。さて、ラッセルホブス・カフェケトル7100JPに於きまして、内部配線が過熱し本体底面の樹脂が破損する不具合が、一部の製品で発生いたしました。このような症状が起きた場合、該当箇所の保証期間を延長して無償で修理・交換させていただきます。

不具合の現象
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本体の内部配線が過熱することにより、本体底面の樹脂パーツの一部が破損する不具合です。なお、本体内部には過温度上昇防止機能が組み込まれており、本体底面の樹脂パーツは難燃性の素材を使用しておりますので、延焼する心配はございません。 

不具合の原因

原因は製造工程上の理由で端子の接続不良が紛れており、電気的な接続不良となることによるものです。その場合、上記の症状が発生する可能性があります。

対応

下記の対象製品に於いて、上記の不具合の現象が発生した場合、弊社保証規定の保証期間に関わらず無償にて修理または交換いたします。万が一、不具合が発生した場合は直ちに使用を中止して、大変お手数ではございますが、下記までご連絡をお願いいたします

・品名:ラッセルホブス・カフェケトル
・品番:7100JP
・対象製品の販売時期:2005年2月から2007年12月まで
・確認方法:本体底面および電源台底面に貼付されているラベルをご確認ください。


私の持っているものは2006年製ですから、どんぴしゃりで対象製品でした。2017年現在、今のところ不具合は起きてませんが果たしてこの先どうなることやら…。それでも不具合が出たらNEWモデルに交換してくれる無期限補償を手に入れたことにはなりますので考えようによっては得することになるかもしれません。

復刻版の7110JPを再販、そして後継の品番7410JPへ

メーカーでは2008年製から内部構造を変更し、商品はそのまま販売が継続されました。しかし2010年5月には遂に廃番となります。不具合が起きた際の対応については2016年2月以降は後継モデル7410JPとの交換となることがアナウンスされました。以下公式サイトより。

平素より、弊社カフェケトル「7100JP」をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。この度、カフェケトル「7100JP」は製造上の都合により、今後の継続供給が困難な状況となった為、誠に勝手ながら廃番とさせていただくこととなりました。これまで多くのご用命をいただき誠にありがとうございました。今後とも弊社製品に一層のお引き立てを賜りますようお願い申しあげます。

カフェケトル7100JPの修理対応について
これまで、7100JPの不具合状態によっては交換対応をしてまいりましたが、廃番終了となったため、今後の交換対応品は7410JPとさせていただくこととなりました。誠に勝手ながら何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。


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本体に熱つを伝える台座部分。ポットの裏面が不具合を起こすらしい。

好調に販売台数を伸ばしていたが初期モデルの所為で思わぬところでケチがついたカフェケトル。英国製の緩い設計の所為なのか、それとも中国製パーツの問題だったのか。いずれにせよ2010年に一旦生産が終了となりました。それでも人気商品というのは引く手数多なのでそう簡単に無くなりません。すぐさま改良版がリリースされました。メーカーは復刻版と銘打って2011年から「7110JP」という品番モデルを販売開始しました。更に2015年には改良を施した「7410JP」という最新品番の後継モデルにバトンタッチされ現在に至ります。販売から10年以上、まだまだこの商品物語は続きそうです。

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どこが違うのか?新旧3世代のモデル比較

現在のラッセルホブス電気カフェケトルは3代目ということになります。
せっかくですから10年以上販売が続く人気商品の新旧比較を少しやりたいと思います。
それではさっそく見てみましょう。まずは外観です。基本フォルムは初代からぶれることなく踏襲されています。私の持っている元祖というか初代7100JPの写真をご覧ください。後継モデルにおいて変更を受けることになった部分を3つほど赤い丸で囲んでみました。本体下部の黒い樹脂部分に少しふくらみがあります。これは初代モデルのみの特徴となります。次に台座。これも初代モデルのみの形状で裾広がりの具合が小さく全幅もわずかです細いです。注ぎ口は3代目と比較すると断面積が少し小さい。

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続いて下の写真が2代目となる復刻版7110JPです。本体下部の黒い樹脂のふくらみが無くなり、ストンと真下に落ちたようなパーツに変更されました。台座も形状が変更され裾がより広がっています。ただしそれ以外は初代とかわりません。

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最後に2015年にリリースされた3代目7410JP。
一目瞭然で違いが判る変更がありました。黒い樹脂の部分に突起が追加されています。これは両手持ちの際に補助の役目を果たすためのものだそうです。うーん、正直に言うと「こんなものいるか?」という感じで、美しフォルムが台無しです。

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 最新の7410JPでは内部も簡素化されてしまいました。7100JPはMAXと刻印された突起物(タブ)があり1リットル満量の水位が分かり易い。これが無くなってしまいました。デザインありきの商品が、そんなとこをケチってどうする的な感じもしますが、多分洗いやすさを考慮したのかもしれません。

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 ↑ こちらが旧タイプ7100JPの目盛。これで1リットルの限界値。やはりMAXの文字が刻印された古いタイプのほうがレトロ感があって良いです。このほかにも蓋の硬さが改善して開けやすくなっている、沸騰した時スイッチのカタッと上がる音が静かになったなど報告もあるようです。

以上、我が電気ケトルですが、ざっくりと紹介してみました。
それにしてもあと何年長持ちしてくれるのでしょうか?
とりあえず故障なく10年以上経ちました。中国製にしては素晴らしい耐久性を誇っています。まだまだ元気に活躍してくれそうな雰囲気です。

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